二つのお別れ会・・・
3月23日(日)
今日は日曜だというのに朝から大忙しだ。今日は、高山ジュニアバドミントンtaguti特練の中3生のお別れ会の日だ。例年、小学校6年生の親が役員を勤めるため、19年度はウチも役員だ。だから朝からその準備でばたばたしていた。今年の6年生の親は元気のいい人たちが多く、夏のデイキャンプやお楽しみ会、お別れ会などは事前の準備からおおいに盛り上がる。
今年のお別れ会は、午前にボーリングをして、その後福祉センターに移動してお楽しみ会という、内容盛りだくさんの企画となった。6年生のお母さんたちは、一ヶ月以上も前から様々な準備をしてきた。
まず、ボーリング大会の賞品である。賞品がよければ、みんな必死でがんばるやろう!ということで、会員の親さんで事業者の方からスポンサーを募ることにした。4社が協力を申し出てくれた。K味噌醤油醸造㈱、飛騨Y味屋、中華そばのG里、O付商店だ。それぞれが豪華賞品を提供してくれた。感謝である。それでも、やっぱりみんなに景品があたるといいということになり、全家庭に景品となるような不用品の提供を求めた。すると集まる集まる、全員に2個づつくらいはあたる数の景品が持ち寄られた。それを新聞紙に包んで景品とした。車一台では運びきれない量だ。
そして、10時からボーリング大会が始まった。
もう開始前から大盛り上がりだ。
4~5人で1レーン使用して16レーンまでジュニアが使った。ほとんど貸し切り状態で、まわりを気にせず大騒ぎだ。あちこちから大歓声があがる。私は、ボーリングそのものはあまり好きではないが、がんばってプレイした。
私の隣のレーンに妻がいたが、ナント調子よさそうなのである。となりから歓声が上がると、たいがい妻がストライクを出していた。フォームなんてど素人だし直感的に投げているのだろうが、いいところへ玉が転がるようだ。それとやはり賞品がいいから家計を助けるためにがんばったのかもしれない。私は惨憺たる結果だったが、でもみんなも似たようなもんだった。
2ゲームの合計得点で順位を出してもらった。
結果発表は食事の後にすることにして次の会場へ移動した。
役の親たちがテーブルやお弁当、お菓子、景品等をきれいに準備してくれていた。もう子どもたちは腹が減って食べたいばかり、あっという間に平らげていた。
その後ボーリングの結果発表は大いに盛り上がった。1位から順番に発表したが、名前が呼ばれるだびに大歓声である。私の妻はなんと2位だった。うそやろー!妻はK味噌醤油のお醤油セット賞品を狙っており、2位ならばそれが獲れると思って楽しみにしていたら、別の賞品があてがわれてしまいずっこけていた。ちなみに私は45位だった。もらった賞品はスポーツソックスだった。
しかしおもしろいもので、バドミントンでは全国へ行く子もボーリングではたじたじで、そろって下位に沈んでがっくりしていた。笑
その後のレクレーションも大盛り上がりだった。
大人も子どもも大笑い、役のお母さんたちはおもしろいゲームを考えてくれた。
あっという間に時間は過ぎ、最後に卒業する中3生たちに一言づつ挨拶してもらって、コーチにもお話してもらって、終了となった。
今夜は、もうひとつ別のお別れ会があった。
それは、この3月いっぱいで事業が終了することとなった、Fホームのお別れ会だ。椿屋という上品なお店が会場だった。
このFホームは私にとっては思いで深い施設であった。5年前まではその施設の事務を執っていて仕事として関わりがあったが、近年は個人的にホームと関わりを持ってきた。制度的になかなか手厚い援助が困難なホームであったが、実は手厚い援助を必要としている人が多かった。その人たちに少ない職員ではなかなか十分な生活援助はできない。職場や通所施設で様々な問題を起こしたが、それも無理もないこと、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいだ。
朝などは世話人が付けないため、施設の夜警員さんが交代で援助に入ってくれた。この夜警さんがまたいい人たちで、たいへんな入居者の朝の世話を、男手ながらがんばってやってくださった。みんな朝、仕事や通所に遅刻せずに行けたのは夜警さんのおかげである。入居者のKくん(自閉症)があいさつで「夜警さん、ありがとう。朝起こしてくれて、毎朝見送ってくれた」と言ってくれた。Kくんがそんなことを言ってくれるなんて、思わず涙がこぼれてしまった。
会は、ホームの閉鎖とともに退職する園長のお別れ会も兼ねており、ホームのみんなから園長に記念品を贈った。そしてお世話になった夜警さんと世話人さんのIさんにもお礼の記念品と花束を贈った。
みんなが、たくさんの思い出を語ってくれて、それぞれがホームにそれなりの思い入れを持っていてくれたことに胸が熱くなった。本当に淋しくなる・・・。
でもこれも時代の流れ、今の福祉の制度では運営が困難な事業は淘汰されてしまう。そこに利用者がいても、ただ振り分けられて、はいさようならだ・・・まったく、やさしくない今の日本の社会保障制度にはうんざりさせられるし、ウチの法人の力のなさ、自分のふがいなさを感じる。
4月から、それぞれ別のホームに移動となるが、あたらしい環境に早く慣れてほしい。いろんなむつかしいことが起こるだろうが、いろんな人の力を借りてなんとか乗り越えてほしい。
さようならFホーム!また会おうなみんな!元気でな!いつでも遊びに来いよ!
今日は、二つの対照的なお別れ会だった・・・
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